老化についての説明をしたあとに、老化に抵抗していいのか話します。
老化とは
年を取ると耳が遠くなり、視力が衰えるようにほぼすべての感覚器の近くが低下します。
そのような情報を伝達する神経も衰えて、判断が正しくできなくなります。
さらに、受け取った情報から行動するための筋肉や運動神経も衰えていきます。
(動物)老化は周りから分かったほうがよかった
動物の世界では老化は周りから分かった方が都合がよかったのです。
なぜなら、動物にとって子孫を残すという頃は最も大切なことですが、若くて生命力の高いもの同士が次世代を残した方が動物の社会の継続には望ましいからです。
人間世界においても理想とすべき美男美女が選ばれ続けたのも、お互いを見た目で評価しあうしくみがあったからです。
個人にとっても老化は周りから分かった方がよかった
社会が同種間で争うのは異性を取り合うときではないでしょうか。
若者はライバルに挑んで勝利し、より優れた種を残します。
逆に、一目でライバルに値しないと評価されれば危機回避の有力な手段となります。若くないことを周りに知ってもらうことは自らを守る武器になります。
現代のヒト社会では老いを隠しても危険ではありません
現代の社会では、老いを隠すことで(若いとみられて)、ライバル視され、生命が危険におちいる危険性はほとんどありません。
逆に老いは地位の低下を強調してしまうことになります。
老いはマイナスとなり、老いを隠すことが有利になります。
老いのスタートは生き物にとって有利に働くものでしたが、現代においては、むしろ不利に働いているようです。美容や化粧を研究して、老いに抵抗することは意味があるみたいですね。
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