新生児の成長　体重計　新生児診察

ご懐妊おめでとうございます

妊娠生活は大変だと思います。

役立つような情報を発信するので一助になれば幸いです。

産婦人科で出産されたら、赤ちゃんはすぐに産婦人科医や小児科医、助産師の検査を受けます。

検査項目とどういうことを先生たちが考えいるのかをお話しします。

家でもチェックできる部分も説明します。

読むと体重計が欲しくなると思います。

赤ちゃんの体に異常がないかを生まれてすぐと退院の前に行う検査のことです。

検査は大げさな道具はつかったりしないので、家でも同じような確認ができます。

皮膚の色は血液に含まれる成分の参考になります。

皮膚のあざは赤ちゃんによく見られますが、すぐに無くなってしまうタイプなのか、時間がかかるタイプなのか、裏に他の病気が隠されたものかを確認します。

頭頂部の凹みは頭蓋骨の中の脳がむくみを確認します。赤ちゃんは大人と違い頭蓋骨が未熟で穴が開いています。その穴から脳の状態を確認することができます。

首の筋肉の腫れは、斜頸という首が一方向しか向かない状態になってしまいます。その有無を確認します。

聴診器を使って、肺の呼吸音、心臓の拍動する音を確認します。

お母さんのおなかにいるときは大人と違って心臓の部屋の壁に穴が開いていますが、出産後きちんとふさがっているかを確認します。

股関節の可動域は帰るのポーズになってもらい、左右に動きに差がないかを確認します。股関節の脱臼も確認します。

陰嚢の腫れは陰嚢水腫という水が貯まった状態がないか確認します。陰嚢のしぼみは停留精巣という陰嚢の中身がお腹にとどまった状態です。

反射の有無は寝ている状態で両手を引き起こして首がついてくるかを確認します。神経の発達の有無を確認します。

最後に栄養状態は体重で確認します。

赤ちゃんの日々の健康はミルクの量と回数、体重で確認します。

粉ミルクのときは飲む前と飲んだ後の量を確認できるのでどれだけ飲んだか確認できます。

一方、母乳の場合はどれだけ飲んだか分かりません。

そのときに飲んだ量の参考になるのが体重です。

体重増加は成長を図るうえで最も大切な数字です。

1日あたり20g－30gの増加が目安です。

日々の成長を確認できるので体重計があると親としても安心ですよね